
ロータリークラブは、世界で地域社会や職業を通じて培った経験や知識を持つ多様な人々が集い、「より良い社会の実現」を目指して活動する国際的な団体で、世界200以上の国と地域に36,000を超えるクラブがあります。しかし、私たちの活動の原点は、決して特別なものではありません。それは、人と人との出会いを大切にし、互いを理解し、地域のために何ができるかを考え続けることです。
私はこの地、福島の豊かな自然や文化はもちろんのこと、人と人とのつながりの深さに何度も心を動かされてきました。地域を思う気持ち、次の世代を育てようとする気持ち、困った時に手を差し伸べる気持ち、そうした思いは、ロータリーが大切にしてきた「奉仕」の精神と重なります。
私たち福島ロータリークラブは1951年創立という長い歴史と伝統を持つクラブです。その歴史は単なる年月の積み重ねではなく、先輩会員の皆さまが地域社会との信頼を築き、一つひとつの活動を積み重ねてこられた歩みそのものです。私たちはその伝統を受け継ぎながらも、変化する時代の中で新たな挑戦を続けていかなければなりません。地域社会とのつながりをさらに深めること。次世代を担う若い世代との交流を広げること。そして、ロータリーの輪をより多くの方々に知っていただくことなど「つながりを深める」ということを大切なテーマとして、一年間活動してまいります。
そのためにも会員が定期的に集まる「例会」を「来てよかった」と思える時間を作りたいと思います。また「ゴミ拾いはスポーツだ」をキャッチフレーズに多くの地元の学生・市民が協力してゴミを拾い街をきれいにする「スポGOMI大会」もすっかり定着し世界で認知され今年も9月27日に6回目を実施いたします。
ロータリーは時に「奉仕の団体」と紹介されます。私は、それだけではないと思っています。人と人が出会い、学び合い、支え合いながら、それぞれが少しずつ成長していく場。それがロータリーの魅力ではないでしょうか。
福島ロータリークラブが、地域の皆さまとともに歩み、未来への希望を育む存在であり続けられるよう努めてまいります。今後ともご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。